映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『パフューム ある人殺しの物語』(2006)

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。

驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。

しかしその香りを忘れられないグルヌイユは、少女の香りを再現しようと考え、橋の上に店を構えるイタリア人のかつて売れっ子だった調香師バルディーニに弟子入りし、香水の製法を学ぶ。

彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが…

 

なかなかドラマチックな前半パート、サイコパスにありがちな「自分の欲望を満たすためなら他人を傷つける事を厭わない」淡々と進められる作業。なかなかの気持ち悪さは嫌いじゃなかった。

けど、後半パート、冷浸法とやらを学んで人間の匂いを取り出す方法を学んだらしいが、一晩で匂いって移せるもん??冷浸法はだいたい24時間以上はかかるっぽいし…

しかも最後の人は明らかに一晩で匂いの取り出しと体についた油脂をキレイにして、更には抽出まで…いや無理でしょ…と思ってしまった時点で「冷めた」

ラストシーンはCMでも有名になった数百人の男女の全裸絡みシーン。冷めた中でのそのシーンは地獄…

ちょっと無理だわ度54