ムーンドッグは自由奔放かつ底抜けに明るい性格の詩人だったが、デビュー作以降ほとんど詩を書いていなかった。
彼は資産家の妻、ミニーのお陰で家計を心配せずとも暮らせる状況にあった為、毎夜パーティーに繰り出してはドラッグと酒を堪能し、視界に入った女性を片っ端から口説くという気ままな生活を送っていた。
ところが、そんなある日、ミニーが交通事故で亡くなってしまった。遺産の半分はムーンドッグに渡るはずだったが、ミニーは遺言でムーンドッグが新しい本を出版するまでは遺産をムーンドッグの手に渡らないようにしていた。
家も車も全て取り上げられ彼は初めて大人としての自覚を持つことを余儀なくされたが...
主演マシュー・マコノヒーは確かにハマり役。だったんだけど、うんストーリーが面白くない。
とにかくムーンドッグが毎日飲んだくれてラリってヤッて、酒瓶片手に千鳥足で歩く映像を延々見せられる。これがまぁ辛いの。何を見せられてんだろ?という時間。
奥さん死んでから「おっ?」と思えるシーンも少し出てくるけど、ただそれだけ。正直、詩の良さもわからん。
あの生き方にはちょっと憧れたが...
映画としてはつまらん度49