映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『キング・オブ・シーヴズ』(2018)

泥棒稼業から足を洗ってからというもの、「泥棒王」とまで呼ばれたブライアン・リーダーは犯罪と無縁の生活を送っていた。

ところが、77歳になったある日、ブライアンは最愛の妻に先立たれてしまった。

そんなブライアンの元に「ハットンガーデンにある宝石を盗み出さないか」との誘いがあった。

ブライアンはその誘いに乗ることにし、ベテラン揃いの強盗チームに加わり、計画通りに宝石類を盗み出すことに成功したが、分け前を巡ってメンバー間に不信感が醸成されていく...

 

2015年にロンドン随一の宝飾店街ハットンガーデンで平均年齢が60歳を超す老人集団が起こした窃盗事件の実話を映画化した実録犯罪ドラマ。

ベテランのキャストを揃えた割に、映画としてはイマイチ。ペースは早いんだけど、ついてけない時もあり。トントン拍子に強盗始める感じについてけなかったな~

ジーサンズ はじめての強盗」(邦題は何度見てもクソだけど)みたいな爽快感とか、「オーシャンズ」的なスタイリッシュさを勝手に期待した私がバカだった。

なんか勝手に強盗始まって、勝手に失敗して、勝手に仲違いして、勝手に終わってく。のらりくらりとケンカして、罵りあって、友情もなければ技術も見せない。ただの実録もの。

再現VTRかよ度50