映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『さよなら、私のロンリー』(2020)

オールド・ドリオは両親(ロバートとテレサ)から詐欺師になるための英才教育を施されてきた。

ドリオにとって、両親は絶対的な存在であり、日夜窃盗や詐欺を家族で行い日銭を稼いでいた。

ある日、2人は偶然知り合った女性(メラニー)を引き込み、ドリオとタッグを組ませることにした。

ドリオは自分のペースを乱されることを嫌がったが、両親の命令であったためしぶしぶ従った。

メラニーと一緒に仕事をするうち、ドリオに両親から愛された記憶がなく、両親の意向に従わないという道があることに気が付き...

 

なんともユニークな空気感の作品。

初めて見る感じ、変な感じなのに飽きない。

主演エヴァン・レイチェル・ウッド、めちゃくちゃ美形やん!!なのにボサボサ頭で拙いボソボソ喋り。なぜかしっくりくる。

父親役のリチャード・ジェンキンスはさすがの「胡散臭さ」ほとんどいつもシャツが半分出てる笑

毎日5時に泡が壁から溢れ出るシーン、3人でゴミ箱抱えて泡を取り除く作業。なんてシュールな面白さ!

終盤はマジで「絶句」、コレが絶句するって事なんだなって実感したわ。

なんともシュールでコミカル、それでいて何か悲しい、不思議な作品。

あまり深く考えないで見る度83