未亡人のアンナは、シャム国王から依頼され、王子たちに英語や西欧のことを教える家庭教師としてバンコクを訪れる。
王を神のように崇めるシャムについての知識がほとんどないアンナは、初対面の王とわたり合う気の強さを見せる。
しかし、王は、そんな歯に衣着せぬ物言いをする彼女に好感をもつ。
第一王子チュラロンコーンは外国人から教えを受けることに反対するが、次第に打ち解けていく...
アナ・リオノウンズの手記『英国婦人家庭教師とシャム宮廷』を原作に映画化された作品。
1956年のミュージカル映画『王様と私』のリメイクではないそうで、衣装や言語、1番史実に近い形の作品と言われてる。
ゆ~ったり進むストーリーなんだけど、何故か嫌じゃない。元々のタイの緩い空気感なのか、シャム国王の寛大な感じなのか、アンナ先生の毅然とした態度も嫌じゃない。
この作品はミュージカルではないけど、ちょっとどこかで「Shall we dance」は聞きたかったかな。視聴後とりあえずYouTubeで聞いたけどね。
長いけど苦じゃない度86