モデルでインフルエンサーのヤヤは、恋人である男性モデルのカールと共に豪華客船のクルーズ旅行に招待される。
リッチでクセの強い乗客はゴージャスな船旅を堪能し、客室乗務員は彼らから高額のチップをもらおうと笑顔を振りまきながら要望に応えていたが、ある夜に船が難破する。
さらに海賊に襲われ、無人島に流れ着いた乗員乗客たちが食料、水、そしてSNSのない状況にあえぐ中、トイレ清掃員が圧倒的なサバイバル能力を発揮する…
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というあらすじなんだけど、本題にはいるまでは長い!トータル147分のかなり長尺作品。の割りには案外見れる。
終始、見た目や金持ち、その他人間の外面に対する皮肉を描き続ける。
冒頭から「人は皆平等」みたいなテーマのショーで座席を追い出された若いモデルの所で既に小笑い。その後も手榴弾で財を成した夫婦や、お金はあるからと無理やりスタッフ全員にウォータースライダーをやらせるロシアの富豪。一向に部屋から出てこないうえ、低気圧で最悪の天候の日にディナーをやるという船長、ウディ・ハレルソンがピッタリのハマり役。
ゲーゲーやりまくる人達や、逆流するトイレは不快でしかないけど、それもまた笑ってしまう。
トイレ係が天下を取るまで1時間半近く、んでその後も人間の嫌な部分をサラッとぶち込んでくる感じ。嫌いじゃない。
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