映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)

アメリカ北西部の貧しい家庭に生まれ、怪物的な母親ラヴォナのもと、幼い頃から暴力的な家庭環境に育ったトーニャ・ハーディング

彼女は早くも4歳からスケートの練習を開始。

天性の才能と長年の厳しい特訓のおかげで、ハーディングは米国の女子フィギュア選手として初のトリプルアクセルを成功させると、1992年のアルベールビル冬季五輪に出場。

続いて彼女は、1994年のリレハンメル冬季五輪への出場を目指すのだが…

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トーニャ・ハーディングの半生を映画化。

マーゴット・ロビーがトーニャ役だった事を最近知った。びっくり。マーゴットのゴージャス感が全くみえなくて、その演技の凄さも見せつけられた。たまに出てくるゴージャス感は出すべき時に出してるの。普段は髪もボサついて、口の悪いバカ女というのが正直なところ。

どこまでが真実なのかわからないけど、なかなか凄い半生。終始「自分は悪くない」「全て人のせい」という、精神鑑定必要レベルの人間性がよくわかる。

テンポも良くて、 最低なバカばっかり出てくるからか見ていてたのしい。

旦那の友達でホラ吹き妄想陰謀論者の、ショーン。エンドクレジットの本人も同じこと言っててビビった。こいつマジか…映画『リチャード・ジュエル』では無実でいい人を演じたポール・ウォルター・ハウザーが今作ではイカレ男なのも面白い。

セバスチャン・スタン、最低男役やけどカッコよすぎる度79