写真家のジャニスは、法人類学者のアルトゥロに、スペイン内戦中に殺害されて集団墓地に埋葬された親族の遺骨の発掘を依頼したことを機に、既婚者である彼と親密な仲になったジャニスはやがて妊娠し、病院で女児を出産する。
その時、同じ日に同じ病院で出産した若きシングルマザー、アナと出会う。
ところが後日、恋人の言葉をきっかけにDNA鑑定をしてみた結果、赤ん坊はジャニスの子ではないというショッキングな事実が判明…
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
いわゆる「取り違え子」を主軸にストーリーが展開。
それだけのメロドラマかと思ったけど、メインはそうじゃなくて内戦の犠牲になった家族の話の方だったのかな?
墓の発掘の話は最初と最後だけ、ジャニスと子供の別れはあまりにあっさりとしていて、更にはラストシーンの新しい家族の形?的な終わり方。
どこも淡々と進みすぎて、え?そんな感じでいけちゃうの??って印象が否めない。
テーマはすごく深いんだけど、実際のストーリーとしてはあっさり過ぎて消化不良。あまり好きではないパターンのやつ。
あっさり味やのに消化不良ってなんやねん度53