映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『キツツキと雨』(2011)

人里離れた山あいの小さな村。

森林伐採作業員の克彦は妻と死別し、成人したひとり息子と暮らしていたが、親子関係は良好とはいえなかった。

そんなある日、ゾンビ映画を撮影しようとロケ隊がやって来る。

成り行きから撮影を手伝うはめになった克彦だが、強引なスタッフに振り回されてさんざんな目に遭う。

一方、克彦から未熟な新入りスタッフだと誤解されている新人監督の幸一は、気弱さから現場をまとめられずに苦悩していて…

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コメディと言えるほど笑えるシーンはなし。

全編通して「フフフっ」ってくらいの、なんだろ?微笑み?微笑ましく見守る的な感情かな。

前半は正直退屈。役所広司を見る時間、確かに演技の深みは素晴らしい。そのせいか、ストーリーが動き出したら惹き込まれる。

みんないい人。悪人か出てこない。こういう作品もたまにはいいかな~って感じ。

めっちゃ面白かった!ってものは無い。ただ、淡々と若い監督を応援する2時間。

余裕がある時に楽しめる度65