映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『寝ずの番』(2006)

入院中の上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴師匠が危篤状態に陥り、家族や弟子たちが皆、病室に駆け付ける事態に。

何か心残りはありませんか、と周囲から尋ねられ、橋鶴師匠が苦しげな口調で答えたのは、「そ、そが見たい」という一言。

本人は「外が見たい」と言ったつもりが、それを一番弟子の橋次が「そそ(女性器を指す京言葉)が見たい」と勘違いしたことから、巡り巡って橋太の愛妻・茂子がその大役を担うこととなる…

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人が死んで、個人の思い出話をつらつらと……というストーリーだけど、ほぼ全編「うんこ、おなら、ちんこ……」なんというか、思考が小学生の低学年。

確かに人が死んで、楽しい思い出話に花を咲かせて笑って見送る葬式はいい。歳の順で死んだ人の葬式はそれでいい。不謹慎でもなんでもない。

前半はそれでも楽しめた。

ただ、そればかりで2時間はしんどいわ。小学生もそこまで続けたら飽きるやろ。

キャスティングはどれも楽しくて、思いがけず元気な蛭子さんが出てたのもなんか嬉しかったし。

終盤の歌合戦シーンは歌を聞き取り意味を理解するのに疲れて全然楽しめんかったわ。

アホになって楽しめん度53