天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。
その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。
それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく...
車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマ。
2度目の視聴なんだけど、これはたぶん何度観てもエディ・レッドメインの凄さに驚く。
ALS患者の病状が進行していく様を演じるだけでも「え!?どうやったら健常者がその体勢維持できる?」「その話し方はなぜ不自然じゃないの?」疑問が尽きない。知的活動には病気の影響がないとの事で、頭は聡明だけど表現が出来ない部分もこの人表現しちゃうの!憑依なんてもんじゃなく、まさに本物。
奥さん役の力強い演技もとてもいい。
だけど、大きな山はなくストーリーとしては大人しめ。
終盤近く「I had loved you(私はあなたを愛していた)」ってセリフで「過去完了やん!!悲しすぎるぞ」ってちょっとショック受けてしまったけど、夫婦の形は色々あっていいんだと思える。
エディ・レッドメインしか勝たん度83