映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『エルヴィス』(2022)

1935年、米南部ミシシッピ州の貧しい家に生まれたエルヴィスは家族とともにメンフィスに引っ越したが、そこでアフリカ系市民たちの音楽に影響を受けつつ、プロ歌手としてデビューすることに成功。

彼が確立に貢献したジャンル、ロックンロールの盛り上がりを受け、エルヴィスは下品という社会的批判を受けながら国民的歌手の座に到達。

マネジャーのパーカー大佐は批判の対象となったエルヴィスのスタイルを封印するように言うが…

 

ミュージシャンとして白人とアフリカ系の間に置かれるという困難な状況でありながらも世界的スターになったエルヴィス・プレスリーの伝記作品。

42歳は若すぎるな。

主演のオースティン・バトラーがハマり役すぎる。世代では無い私の中でエルヴィスが彼になってしまった!1年以上かけてボイストレーニングしてエルヴィスに近づけたという歌声もスゴい。

死因が薬が原因かも~ってチラッとの知識程度やったからもっと薬、酒、女!ってスーパースターにありガチのストーリーかと思ったらいやいや、これは退屈だと言う人もいるかもしれんけど、歌と演技の良さも相まってなかなかハマるわ。

“愛”中毒、彼の死因は“愛”だよ。ってのがスゴい腑に落ちた作品。

トム・ハンクスのパーカー大佐の腹黒ぶりには脱帽。

彼と出会わなければ42歳で亡くなることはなかったけど、世界のエルヴィスも存在しなかった。

ん〜、いいけど3時間弱は長い!度82