女性を殺害してはレイプする、シリアル・キラー「涙のジャック」。
すでに5人の女性が犠牲となっているが、警察は何ひとつ手掛かりをつかむことができずにいた。
ある晩、小学校教師のアンナ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、運悪く涙のジャックの犯行現場に出くわしてしまう。
そのまま追いかけられ、すんでのところで川に落下して逃れられるが、その際脳に損傷を受けたことで人の顔の識別が不可能になる相貌(そうぼう)失認という障害を抱えてしまう。
目撃した涙のジャックの顔を懸命に思い出そうとするアンナだが…
ミラ・ジョヴォヴィッチがキレイですね。
ただ、ちょっと無理筋な感じも…相貌失認っても顔がわからないんであって声やら体型、背格好は見分けられるわけで、しかも親しい人なら尚更声だけでわかるでしょ。
被害にあった友達の1面記事を嬉しそうに見せてくる友達とかデリカシーなさすぎやし、彼氏に心配かけたくないからって治ったって嘘つくとか、「甘く見ちゃいけない」言うけど初対面の患者をバカにしたような笑いを見せる精神科医、事件解決してないのに被害者と寝ちゃう担当刑事とか…10年前でも許されんやろ…
諸々気にはなったけど、相貌失認で犯人に近づいてくって構成自体は良かった。
度々、人を変えて撮影はさぞ大変だったでしょう。
労力を労いたい度58