映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『モーリタニアン 黒塗りの記録』(2021)

モーリタニア人のモハメドゥ(タハール・ラヒム)は、アメリ同時多発テロの容疑者として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に収容されていた。

彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)とテリー・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始する。

彼らに相対するのは、軍の弁護士であるステュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)。

お互いに事実の解明の為に調査を進めるが…

 

米軍のグアンタナモ基地に収容され続けた実在の人物モハメドゥ・ウルド・スラヒの手記を映画化した作品。

何がってジョディ・フォスターの存在感とか凄いな。あの可愛らしかったジョディが今や素敵なグレイヘアのおば様に。素晴らしい歳の重ね方!

あと、最近では完全にDr.ストレンジだったカンバーバッチもストレンジとは全く違う雰囲気で法律家としての心意気がスゴく良き!

映画としては地味な社会派ドラマ。だけど、これは現実なんだと思うと…解るよ、テロリストを断罪する為に手段を選ばないって事は。たくさんの命を奪った人間を断罪…する為に多くの無実の人の人生を奪っていいものか…なんか、考えさせられるわ…キツいね…

なんとも言えない気持ちになる度70