ロンドン、長年にわたる大麻の大量栽培/販売で財を成したアメリカ人ミッキー(マシュー・マコノヒー)が、ビジネスを売却し、引退するというウワサに暗黒街に激震が走った。
その利権総額なんと500億円。目の色変えた強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。
莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きが...
不思議な作品だな~
誰が主役で誰が勝ちなの!?
めちゃくちゃ喋るし、展開早いし、且つ映画の脚本として喋るシーンとごちゃまぜだし、頭がついてかない!
なのに後半目が離せない。スタイリッシュな展開。
小山薫堂さんが「キングスマン」に通じる所があると言ってたけど、ちょっと言い過ぎかなぁと個人的には思う。
ヒゲメガネが全員男前。コリン・ファレルのオシャレジャージが良き。
ラストはなんやろ?続くの?やめるの?余白残したの?ちょっとモヤつく。
なかなか面白いんだけど、わかった!ガイ・リッチー監督の暴力とかギャングとかが好きじゃない。実は同監督作品「ロックンローラ」(2008)をこの前にみたんだけど、あまりにギャングギャングしてて途中リタイアしてるんだわ。
ロックンローラより良かったけどね、うん度70