1976年スペイン。オルメド一家は田舎の農場を処分して首都マドリードへやって来た。
なけなしの財産と多額のローンで手に入れたアパートの一室に越してきた一家だが、部屋は前の住人の持ち物もそのままで、17歳の長女アンパロは不穏な気配を感じる。
やがて部屋の中では次々と奇妙な出来事が起き始め、ついに幼い末っ子ラファエルが突然姿を消してしまった。
弟を見てなかったと両親から責められ、家族全員がラファを探し、警察にも捜査を依頼。
弟を心配するアンパロ、とつぜん線が切れて鳴るはずのない電話が鳴りだし...
多額のローンを抱えている為、逃げ出すことも出来ない一家が立ち向かうスパニッシュホラー。
怖さより何より、この家族のなんとも言えない闇の深さが気になった。兄ちゃんは田舎では噂のネタになってたっぽいし(数ターンの会話の端々から勝手に想像)、姉ちゃんは田舎で彼氏がおったん?手紙もらってたよね?けど、それについての深い描写はなく、じいちゃん認知症??夜だけ呼吸器に繋がれてるの?ちょっとよくわからん。
ママの職場でたまたま出会った金持ちオバサン&車椅子の笛ムスメ。のちのちそんな事になるなんて...
新居で何かに憑きまとわれるよくあるお話なんだけど、悪魔祓いにシフトし、最後は結局体当たり。うーん、それでいいのか?
よくあるバアさん幽霊、後ろからそーっとみたいなのはちゃんとホラーだったね。
弟のラファ可愛すぎ度57