映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『マイ・フェア・レディ』(1964)

言語学が専門のヒギンズ教授はひょんなことから、下町生まれの粗野で下品な言葉遣い(コックニー英語)の花売り娘イライザをレディに仕立て上げるかどうかをめぐってピカリング大佐と賭けをすることになる。

彼女に発声練習を始めさせるが、酷い言葉遣いと、なかなかh音を出すことができない上に、【ei】を【ai】といってしまう始末。

全く上達しない彼女であったが...

 

町の花売り娘が一流のレディになるシンデレラストーリー。

何度観たかわからんほど。とにかくオードリーヘップバーンが可愛いの。酷い言葉遣いの貧乏娘の役をしてても彼女のキュートさは隠せない。

ヒギンズ教授は何度見てもクズ男に思えるけど、ピカリング大佐が救い。ヒギンズママも成金ママかと思いきや、案外聡明でかっこいい。

終盤でのセリフ「何を着てもどんな言葉でも扱われ方次第で花売り娘にもレディにもなれる」って感じの言葉。まさにそれ!見た目や言葉遣いをどんなに繕っても相手がどう扱ってくれるかで何にでもなれる。

まぁ、なんにせよ歌が楽しいわな。3時間近くある超長尺作品だけど歌が楽しいから飽きずに見れる作品の一つ。

イライザパパのテーマ「運が良けりゃ (With A Little Bit of Luck)」、何気に好きなんだわ。

歌を楽しめ度100