カンザスシティをはじめとしたアメリカ各地で、若い女性が殺害され、皮膚を剥がれるという連続猟奇殺人事件が発生。逃走中の犯人は、「バッファロー・ビル」と呼ばれていた。
FBIアカデミーの実習生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、バージニアでの訓練中、行動科学課(BSU)のクロフォード主任捜査官からある任務を課される。
クロフォードは、バッファロー・ビル事件解明のために、監禁中の凶悪殺人犯の心理分析を行っていたが、元精神科医の囚人ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)は、FBIへの協力を拒絶していた。
クラリスは、クロフォードに代わって事件に関する助言を求めるため、レクターの収監されているボルティモアの州立精神病院に向かう...
これはなんと言っても主演2人の演技が見どころだわ!
アカデミー主演女優賞&主演男優賞は伊達じゃない。レクター博士の怪演、クラリスの初々しさもある妙演、2人の表情や言葉に惹き込まれる。
初対面のシーンから、ラストの2人のやり取りまで、なにかしら絆すら感じてしまう空気感に圧倒される。
刑務所の精神科医、チルトン医師(アンソニー・ヒールド)も見事な“太鼓持ち感”。私個人的には彼を「教頭顔」と思ってるけどね。教頭先生とか、副社長とか、スネ夫感のある役が似合うんだよな~
シリアルキラーのストーリーだけど、そこまでグロい描写もなく、どちらかと言うと心理描写メイン。だけど、難解ではなくわかりやすいストーリー。スゴくいい。
サイコサスペンスの最高峰度200