ノルウェー西部の荒野。エリックは不可解な事故で少年を殺してしまい、逮捕される。
真相を調査する心理学者クリスティーンはエリックに同情し、彼が悪人でないと信じる。
アメリカ大使館はエリックの引き渡しを要求するが、エリックはクリスティーンとともに逃亡。
ノルウェーとアメリカの両国から追われる身となったエリックは、やがて自分がノルウェー神話の「トール」の力を持っていることに気づく...
「わしゃ、何を見せられとんじゃ?」シリーズがまた増えた...
銃向けられて両手も挙げずに「彼を撃たないで」と出ていく女(そりゃ取り押さえられるよ)、明らかクネクネ山道で1車線でのトラック追い越し(急いでるにしても普通に危なすぎるやろ)、逮捕されたはずなのに易々と逃げる(保釈か?)、病院で集中治療室にふらっと立ち寄れる(そんな簡単に入れる!?セキュリティ、ザルかよ!)、息子殺された父親もすんなり引き下がる(お前息子殺された思いそんなもんか!?)etc...
暗い、重い、鈍いの三重苦。
ハリウッドに頭毒されてるのかもしれんけど、この感じはちょっとしんどいなぁ。
神様もしんどいんだろうね。
ただ、映像は綺麗かな。ノルウェーの景色や稲妻の迫力。
人知を超えた力を手にした人間の苦悩っていう難しい側面を見たい人にはオススメかも。
個人的には好まない度45