本の修理人のモーティマ(ブレンダン・フレイザー)と、その娘のメギーは、「インクハート」という本を探して旅をしていた。
母親は行方不明で、旅ばかり、学校へも行かない生活を不思議に思ってメギーは父に理由を尋ねるがモーははぐらかしてばかり。
ある日、ついにその本を見つけた彼らの前に、ほこり指と名乗る謎の男が現れる。彼は自分を本の世界に戻せと二人に迫る。
実はモーティマには「魔法の舌」と呼ばれる特殊能力が備わっており、その力は本を朗読することで描かれている登場人物を現実世界に呼び出すというものだった。
ただ、それと引き換えに現実世界のものを本の世界へ閉じこめる力も持ち合わせており...
ド・ファンタジー映画。原作が「魔法の声」という物があるらしい。
スッキリしたシンプルな内容で、かつ本を読むと中から人や財宝が出てくるという夢のような、そしてわかりやすい能力。
正直個人的にはちょっと物足りないかな。
冒険というほど大冒険ではなく、アクションというほど大アクションシーンはなく。どれも「ほどほど」
ただ、叔母さん役ヘレン・ミレンはまぁハマり役。良すぎる。イヤミな厳しいオバサンかと思わせといて、結局家族想いでバイクにまで乗っちゃうカッコイイばぁさん!ブツブツ言いながらバイク乗るシーンは好きだわ~
ほどほどファンタジー度65