映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(2018)

1999年、ローラ・アルバートはJ・T・リロイのペンネームで『サラ、神に背いた少年』を書き上げたが、あろうことか「著者の実体験に基づいた小説」と偽って発表した。

同作でリロイは「ウェストバージニア州出身の18歳で、母親に強制されて男娼になった人物」として描写された。

リロイの過酷な体験は多くの人々の心を打ち、アルバートの小説は一躍ベストセラーとなった。

ところが、マスメディアがリロイ本人に取材したいと言い出したのである。対応を迫られたアルバートは義理の妹、サヴァンナにリロイを演じてもらうことにした。

サヴァンナは金髪のカツラとサングラスを身につけ、公の場に姿を現した。その神秘的な風貌を目にした人々はリロイに一層魅了されることになる...

 

これまた実話を元にした作品。リロイになりきったサヴァンナ・クヌープの告白本の映画化。

なんというか、その時代にアメリカで実際にこのゴシップを見たかったな~と思った不思議な作品。

リロイ役のクリステン・スチュワートがとにかく魅力的だわ。ほぼ坊主のショートカットの似合うこと!あのヘアスタイル憧れるわ。真似したい...

実際は6年にわたって偽リロイがバレなかったらしいけど、映画ではもっと短い期間のように感じた。

どこでバレる?どこでバレる?みたいな緊張感はあまりなかったかな。

サヴァンナは苦悩してるふうだったけど、結局はこうやって告白本まで出すなんて最後までアメリカ的だなぁ。

なんや、結果みんな幸せかよ度70