映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『大洗にも星はふるなり』(2009)

クリスマスが近づいたある日、自信過剰の勘違い男・杉本(山田孝之)のもとに、夏にアルバイトをしていた茨城県大洗の海の家「江の島」のマドンナ・江里子(戸田恵梨香)から「イヴの夜にあの海の家で会いたい」という手紙が届いた。

誘いに乗って海の家に行ってみると、そこには同じ手紙を受け取ったサメマニア(山本裕典)やハイテンションなおバカ(小柳友)、猫田(ムロツヨシ)、そこにマスター(佐藤二朗)まで集まってきた。

杉本を加えた 5人の男たちは「自分こそは本命」と信じ込み、熾烈なアピール合戦を始める。

そこに弁護士・関口(安田顕)が現れ、事態を収拾しようとするが、関口もまた江里子への恋心に気付いてしまい男たちの争いはヒートアップ。

更にはそこに遅刻して来た林(白石隼也)も加わり…

 

ワンシチュエーションでストーリー展開、とにかく入れ代わり立ち代わり誰かが喋りまくるって意味では昨日見た「おとなの事情」https://seachild.hatenablog.com/entry/2021/09/26/013512と全く同じなのに、味は全く違う!

福田雄一劇場と言わんばかりのクスクス笑いの多さ。

グズグズと話し合ってるだけなのに、なぜか笑える。バカだな~と思って見続けられる。

全員が真剣にくだらない自分語りをするあたりとか、撮影現場どんだけ面白いんよ!?とか想像したり、アドリブ多そうだな~とか考えるとニヤニヤ。

ラストに向かうタネ明かしもオチも全部がクスクス笑い。爆笑はないんよ、けどこの感じが好きなんだよな~!

大洗で「江ノ島」って度88