映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『ヒッチャー』(1986)

雨の降る夜、砂漠地帯のフリーウェイ。

アルバイトで車の長距離陸送をしている青年ジム・ハルジーC・トーマス・ハウエル)は、一人のヒッチハイカーを拾う。その男(ルトガー・ハウアー)はジョン・ライダーと名乗り、目的地を訊ねても答えず、不遜な態度でジムを脅かす。

やがて、自分は先ほどヒッチハイクをした車の持ち主を惨殺し、ジムにも同じことをするつもりだと語ってナイフを突き付けてきた。何が目的なのかと訊ねるジムに、ライダーは「俺を止めてみろ」と答える。

隙を見てライダーを車から叩き出すことに成功したジムだったが、翌朝、ライダーを乗せた家族連れのワゴン車が自分を追い越して行くのを見る。停車したワゴンに追いついて中をのぞくと、家族連れは残らず惨殺されていた...

 

(書きかけてた事すら忘れて次行こうとしてた...)

随分と評価の高い作品で、リメイク版も出てるらしい(そっちは未視聴)

うーん、緊張感は凄いんだけど、やってる事が滑稽過ぎてちょっとコント感を感じてしまうわ...

肩幅強に両足を開いて軽く膝を曲げて両手で銃を構える警官。ラジオ体操始まりそう...

その人は違うわ!酷すぎる!って突然逃避行の仲間入りしちゃうダイナーの娘。

逃げてるだけの車に対してショットガン撃ちまくる警察。

何もやってないのに逃げ続けて銃まで撃っちゃう2人。なのに何故か無線で自首しろとか言っちゃうし...

そしてこの手の作品は警察が無能。

古さゆえに、かなぁ。

ツッコミ疲れた度60

『クローブヒッチ・キラー』(2018)

16歳の少年タイラーは、両親・妹と信仰を重んじる小さな町で暮らしている。父親のドンは地元のボーイスカウトの団長も務め、町では名士として知られている。

ある日、タイラーはドンの小屋に忍び込むが、そこには猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真といった、名士として信頼されている父親の持ちものとは思えないものがあった。

この町では10年前に連続殺人事件が起きていた。その手口から「クローブヒッチ(巻き結び)連続殺人事件」と呼ばれていたが、現在も未解決となっていた。

タイラーは父親こそがその犯人ではないかと思うようになり、同じく事件を追う少女キャシーに協力を求め、事件の謎を追う...

 

うーん、思った以上に見応えのある作品だわ。

こちらとしては「映画」を見てる側なので明らかにお父さんが犯人だったな、と思いながら見てるんだけど、息子タイラーからすると「父を信じたい」って思いとか、家族を思う気持ちとか、被害者を思う気持ちもあったりと、なんとも複雑な心理描写が見事。

タイラー役のチャーリー・プラマーが秀逸。

はち合わせして息子に対して「お前何やってんだ」はないやろ~。確実に「お前が何やってんだよ」のブーメランだよ~。

ラストは賛否両論ありそうだけど、個人的には「賛」の方かな~

お母さんとの関係とかモヤモヤも残しつつ、キレイに終わらせた作品じゃないかな!

も少し短くても良かったとも思うけど、短くするとタイラーの心理描写も雑になりそうやしな~

いい塩梅の作品度86

『悪魔を憐れむ歌』(1998)

連続殺人犯のエドガー・リースは、フィラデルフィア警察のジョン・ホブズ刑事(デンゼル・ワシントン)によって逮捕され、裁判で死刑の判決を受けて処刑されることになる。

死刑執行の日、ホブズや上司のスタントン警部補などによる立ち会いのもとで電気椅子によるリースの処刑が行われたが、彼は直前に謎の呪文を唱え、ローリング・ストーンズの「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を陽気に歌い、「早く殺せ」などと死刑執行人たちを挑発していた。

その後、リースの歌の歌詞を裏付けるかのように彼と同一の手口による連続殺人が発生...

 

特別ヤマがある訳でもない、淡々とストーリーが進むわりに何か、えも言われぬ緊張感のある作品。

タイトルからもわかる通り、悪魔的な呪いとかそっちの類いの割りに、ラストもなかなかの感じで良き。

そして、呪いの歌「Time is on my side~♪」順次みんなが歌うんだけど、なかなか上手い人ばっか。

デンゼル・ワシントンって何故か1人であたふたする作品多めに感じてるのは私だけかなぁ...

可もなく不可もなく度70

『BURN/バーン』(2019)

ごくありふれたアメリカの田舎町のガソリンスタンドで働く、2人のバイト女性店員。

片やシーラは、見た目も派手で外交的な性格の美女。他方、地味で根暗な性格のメリンダは、男の客たちが気軽にシーラに話しかけるさまをいつも遠くからうらやましそうに眺めていた。

そんなある晩、人生に行き詰まった青年のビリーがその店に銃を持って現われ、レジの金をよこせと2人に要求。それに対し、メリンダは次々と意外な行動に打って出る...

 

WOWOWで視聴、そしてWOWOWのページには「オフビートな笑いに満ちたクライムコメディ」と...

うん、どこで笑うのかなぁ...難しマルだわ...

初めから終わりまでどの人とも接し方に不穏な空気しか出さないメリンダ、頭おかしいのはよくわかった。

わかったんだけど、どうする?この先どうやって見たらいい?

BURNいうくらいやから燃やすよね、たぶん、うん、そうだよね...BURNだもんね...

と、それ以上でも以下でもない。

最初から最後まで「おっ、どうしたどうした!?」

気持ち悪い度67

そして2度目...

https://seachild.hatenablog.com/entry/2022/01/14/073120というわけで、もう1回『ドニー・ダーコ』を見て、さらにはネットで解説も読んでみた...

 

で?ヤッパリわかんね!

あの時こうしていれば、を実際にできちゃったけど、やっちゃった方が大切な人を失ったからヤッパリやーめた!って感じかなぁ...

いや、難解すぎ!解説書いてる人たち天才!?理解力おばけかよ!

『ドニー・ダーコ』(2001)

マサチューセッツ州に住む高校生のドニー・ダーコ(ジェイク・ギレンホール)は優秀な姉とダンスが得意な妹を持つ平凡な家庭に暮らしていたが、精神が不安定なため医師の治療を受けている。

ある晩、奇妙な声に導かれてゴルフ場へと向かうと、そこにはフランクという名の銀色のウサギがおり、「世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒しかない」とドニーに告げる。

翌朝、ゴルフ場で目覚めたドニーが家に戻ると、ジェット機のエンジンが彼の家を直撃していた...

 

何度もチャレンジしてきたけど、やはり謎が多すぎて全くわからんかった笑

ちゃん誰かの解説を読んでからもう1回だけチャレンジしてみようかな...

終盤の挿入歌Mad World (covered by Gary Jules)が毎回印象には残っててどこで聞いたっけ!?ってほど頭に残る。

どうやってみればタイムトラベルの要素が読み取れるの!?ラスト??

もっかい見よかな度50

『エターナルズ』(2021)

遥か太古、絶対的存在であるセレスティアルズによって生み出され、邪悪なディヴィアンツから人類を守ることを命じられた不死の宇宙種族エターナルズは7000年以上人類を見守り、時に導いていた。

遂にディヴィアンツを殲滅したエターナルズは解散しそのまま地球で密かに暮らしていた。

しかしサノスによる宇宙の生命半減が元に戻った後、再び姿を現したディヴィアンツを倒すため再度集結することとなる...

 

MCU第26作。

世界観が違いすぎて好きじゃない!

知らないメンツ、知らない固有名詞、寄せては返す意味不な言葉たち。固有名詞の意味が名前なのかなんなのかすら理解出来ずに物語が進む。

「○○が死んだ」と言われても馴染みもないからどの人で、死んでどうなのかわからんから感情移入もクソもない。

フラッシュみたいな人出てきたり、目からビームの人とか、今までのMCUとは違う世界。

そのくせサノスの指パッチン出してきたり、Dr.ストレンジの名前出したり、今までのシリーズに無理やり繋げる感。「人類の戦争には介入しない」なんて都合のいい理由。その時クリーチャーはどこにおってん!?

長々とよくわからん固有名詞並べて会議するシーン多すぎ、なんぼ説明並べられてもわからんもんはわからん!

何度か見たら好きになれるやろか?いや、無理な気がする...

コレまだ続くんか度45