映画一言感想文

あくまでも個人的な個人的すぎる感想文(感想文ですので若干ネタバレもあります)

『トランス・ワールド』(2011)

ジョディは恋人とコンビニエンスストアに強盗に押し入る。ジョディは金を奪ったあとに店員を撃ち殺してしまう。

サマンサは、一人森の中を歩く。古びた小屋に行き着くと、そこでトムと出会う。サマンサは車がガス欠したために一緒にいたが行方のわからなくなった夫を探して小屋にたどり着き、トムは事故で車が故障したために数日前から小屋に滞在していると、お互いの素性を明かす。

そして翌朝、小屋の前でジョディが倒れているのをサマンサが見つける。ジョディがそこに行き着いた素性を明かし、三人はその晩を小屋で過ごした。

彼らは森を散策し、脱出の方法を試みるが、小屋から一直線に進むと、また小屋に戻ってきてしまった...

 

ストーリーは面白いね。前半はのらりくらりした感じで眠くなったけど、お互いの素性や年代が明かされた辺りから面白くなってく。

ただ、森の中でのカメラワークが酷い。あえての臨場感かカメラユラユラするし、喧嘩シーンなんてどっちが何やってんだか?って勢いだし。

ちょっと気になったのは死ななかったってだけでいい結果になるのは都合よすぎかな。

そこで歴史が変わることによってその後の流れは違ったものになるはずで、生まれるはずの子も違ってきてたはず...と思ってしまうのは先日「サウンド・オブ・サンダー」を見てしまったからなのかな...

ロキに言わせると別の時間軸が生まれるってやつじゃねーの!?度71

『サウンド・オブ・サンダー』(2004)

西暦2055年、科学技術の発展により人類はタイムトラベルの実現に成功する。あるシカゴの旅行代理店が独自に開発したタイムマシ『TAMI』を使って、白亜紀に赴きその時代の恐竜を狩るという「ハンティング・ツアーサービス」を企画、金持ちの間では一大ブームとなっていた。

しかし、ある日のツアーの最中にトラブルを起こり、旅行者がパニックに陥るという事態が起きた。

なんとか事態の収拾を終えてツアーから戻るも、その日の夜を境に異変が起きる。

当初ただの偶然と思い込んでいたが、ツアーでTAMIが着地時刻の計算ミスを犯した事をきっかけに、先日起きたツアーのトラブルで何らかの形で歴史を改変してしまった事を知る...

 

過去をちょっと変えるだけで大きな変化が現代に起こり得る。ありそうでなかったパターンのストーリー。

なのになんだこの荒いCGは!?アサイラムかよ!?1980年代の映画かと思ったほど!

そして、久々の寝落ちエンドレスリピート。

なんだろな、1時間過ぎたあたりで毎回寝落ち、気づくと必ずエンドロール中。またもどって見始めるけどまたまた寝落ち。以下繰り返し笑。エンドロールめっちゃ見たわ。

ストーリーはいいのに、ちょいちょい設定が雑すぎなのとCGがもったいない。

エンドロールを見た回数ナンバーワン度49

『ラ・ヨローナ 彷徨う女』(2020)

グアテマラの元司令官エンリケは、30年前の内戦時に大量虐殺を指示した罪で告発される。

自宅には彼に反感を持つ群衆が群がり、警護をつけるが窓には石を投げられ、自宅前に居座られ家族と共に自宅で籠城を余儀なくされる。

そんな中、エンリケは夜になると聞こえてくる女の泣き声に悩まされるように。

やがて、彼の屋敷に新たに雇われた家政婦アルマの目的が明らかになる...

 

...と言うあらすじを見て「死霊館」シリーズのアレだと思って見たんだよ。

そしたら、そもそも英語全然喋らんし、え?どこの映画??だし

いや、このお手伝いさん全然喋らんし、先輩が話してんのにうんともすんとも言わんのどぅよ。

先輩お手伝いさん、物言わん相手にしゃべり続ける心は鋼か!?

娘、この喋らん新人お手伝いによく懐いたな!?

ホラーと言うにはホラーでなし、社会派作品と言うには詳細はなし、諸々なんだこれ?だよ。

完全な勘違い、選択ミス度35

『バタフライ・エフェクト』(2004)

時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、医師の勧めで治療の一環として日記を書き始める。

大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。

自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった事を知ったエヴァン(アシュトン・カッチャー)は、過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた...

 

昔みた時はそれ程面白かった覚えはないんだけど、いやコレ凄いな。

記憶喪失の理由やタイミング、全部がよく練られた脚本だわ~

行ったり来たりに若干疲れを感じるものの毎回「えっ!?」「あ~」って声が漏れてるって事はそんだけこの作品に没入してたんだな。

確か、バタフライ・エフェクトって言葉の意味をこの映画で知った気がする。

映画から学ぶ事って多いよね度80

『カウントダウン』(2020)

あるパーティの席上で、若者たちが見つけたあるアプリ。自分の余命時間を伝えるという、そのアプリをスマホにダウンロードし、自分たちの余命年数で盛り上がる中、コートニーに余命3時間の通知が届く。

不安に襲われたコートニーは恋人のエヴァンの車で帰ることを拒み、1人で帰宅するがアプリの時刻通りに自宅で死亡。さらにエヴァンもアプリが周知した時間に謎の死を遂げる。

看護師のクインは、エヴァンの死に疑問を持つが、彼女もまたあのアプリをダウンロードしてしまう。そして、アプリは彼女の余命3日を告げていた...

 

うーん、「ファイナル・ディスティネーション」系の運命から逃れる為にはみたいな流れかと思ったけど結果、悪魔の呪いって...

なんで姉妹揃って短命って出ちゃった?

アプリ気にしすぎて仕事全然せん看護師やん。

悪魔祓い好きの神父、ちょけ過ぎやし。コストコで塩買ったって笑どうせならもっとはっちゃけシーン増やしてよ。

魔法陣からは、まぁ出るよね。それはわかってたよ、大丈夫。

なんで突然、セクハラ先生を殺すとOK思ったん?セクハラのくだりいる??

オバケ出ちゃうとちょっと引くよね。コレが興ざめってやつよね。

ちょっとツッコミすぎてせっかくの怖さ半減。色々もったいない度52

 

『クルエラ』(2021)

エステラ・ミラーは、ファッションの才能を持つ奇想的な半黒半白の髪を持つ子供だった。

エステラは学校では素行が悪く教師たちから目を付けられ、とうとう退学させられてしまい、ロンドンに引っ越すことになる。

途中、大きな屋敷に住む、フォン・ヘルマン男爵夫人(エマ・トンプソン)が主催するパーティーに立ち寄り、資金援助を求めた。

そこで会場からエステラを追ってきた男爵夫人の凶暴なダルメシアンたちによって母親が崖から突き落とされるのを目撃してしまう。

10年後、孤児としてエステラ(エマ・ストーン)はジャスパーとホーレスと一緒に泥棒として生計を立てていた。

のちに2人は彼女の誕生日にエステラが憧れていたリバティ百貨店での仕事をプレゼントするが、そこでの仕事は掃除や雑用ばかり...

 

これ好き!

ファッションに音楽に、全部が楽しい!これぞディズニー作品!!

エマ・ストーンのハスキーな声がのちのヴィランであるクルエラにピッタリだし、同じエマでもエマ・トンプソン!こっちの魔女感?嫌なおばさん感も引くくらいピッタリ! 

バロネス、クルエラを拾ったいい人ちゃうやん!めちゃサイコパスやん!

車からランチのゴミポイッのシーンとか大好きやわ。

長尺、しんどいかな~と思ったけどストーリーの展開もテンポよくて、予想外の流れもありロックだわ~

久しぶりにこんなに楽しかった映画に出会えた。

はい、文句なし度100

 

 

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)

ニューヨークでの戦いから2年後、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースワシントンD.C.で暮らし、諜報機関S.H.I.E.L.D.のニック・フューリーの下で働きつつ、現代社会への適応に苦労していた。

ある日、S.H.I.E.L.D.の船舶が海賊によって占拠され、スティーブとナターシャ・ロマノフは対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.と共に人質の救出へ向かう。

ティーブはS.H.I.E.L.D.本部のトリスケリオンへと帰還し、フューリーからS.H.I.E.L.D.が進める「インサイト計画」の説明を受ける。これは船から打ち上げたスパイ衛星によって敵を捉え、3隻のヘリキャリアによって先制攻撃するというものだった。

フューリーはこの計画に賛同しつつも違和感を持ったため、ナターシャに密かに計画のデータを持ち帰るよう指示したのだった...

 

MCU時系列順第10作。

自在に飛びまわるファルコン、サム・ウィルソン大活躍!

なんだけど、はいこれまた吹替え声優問題ね。

溝端淳平くん...下手じゃないのよ!けど、サム役のアンソニー・マッキーから出る声じゃない!なぜ彼をチョイスした!?後のドラマでは声優交代しとんよ。なぜ彼を!?溝端淳平くんが悪いんじゃない、ただ、適役じゃなかったってだけ。キャスティングした側が明らかに悪い!

ストーリー自体は凄くいいのよ。追われるスティーブ、追うバッキー!

大好きなバッキー・バーンズ、闇落ち中だけど大好きだわ。

キャプテンアメリカの世界観を十分に楽しめる1作。

キャプテンに幸せになって欲しい度90